体育プログラムのご案内~動きづくり運動~

思い通りに動ける体づくり【身体操作性を高める】

 

 

 

思い通りに動くための【体幹と手足の協調】を身につける

 
立って歩けるようになると、重力環境の中で自分の体を思うように動かすための練習を開始します。

最初はよちよち歩きだった運動が安定感が増していき、

背骨を重力に対してまっすぐな状態を保持できるようになり、

背骨と手足が協調されて(体幹と四肢の協調)スムーズな動きが出来上がっていきます。

あるく・はしる・ころがる・おきあがる・まわる・とぶ・すべる・

さかだちなど、体ひとつを活用する運動を通して、

重力に適合した動きの獲得を行っていくと考えられています。

これらは、重力環境の中での体ひとつを使った運動であり、

繰り返していくことで重力から体を支えること、自分の体の動き方、

自分の体の存在などを、脳の中に記憶していきます。

これは体の発育発達に必要な運動刺激であり、

必要な運動量は1日に15000歩~20000歩程度と一部では言われています。

このような運動経験の量と刺激がしっかり体に与えられることで、

全ての運動の基礎である「あるく」「はしる」「とぶ」の質が高まっていき、思い通りに自分の体を操作することにつながっていきます。
このことを「身体内適応能力」と呼んでいて、

ヒトという動物の基本機能である「直立二足歩行」の質を高めてくれます。

その結果、出来ることの幅が広がっていき、

色々なことに取り組めるようになることで、出来た喜び(成功体験)や、出来なかった悔しさ(失敗体験)をつむことができるようになり、

チャレンジ精神の基礎も身についていきます。

この時期にこうした運動経験の量と刺激が不足してしまうと、

・動きたくない
・疲れるからやらない
・動くのがめんどくさい
・どんくさい
・運動神経がにぶい

などということにつながっていく可能性が大きくなります。
そうすると、体の成長を促していくための運動量と刺激が不足していき、筋肉や骨格の成長がスムーズに行えなくなる一方、

強い心の成育に影響が出てくる可能性が出てきます。

運動の基礎になる体幹と手足を協調させることにより「あるく」「はしる」「とぶ」の土台が出来上がっていき、思い通りに動ける体をつくっていきます。
子どもたちには「遊ぶ」という感覚の中で動くことの楽しさ、

出来ることの喜びを体感してもらいながら、

こうした狙いを達成するプログラムが動きづくり運動です。

 

 

 

 


【4つのステージ詳細】

体づくり運動

多様な運動

複合運動

 

※クリックしてください


 

【教室のテーマとプラン】

実際の教室では1年間をいくつかのクールに分けて、

様々なテーマを設定して体育プログラムを作成します。 
・体づくり運動

・動きづくり運動

・多様な運動

・複合運動 
4つの要素の割合を変えながら、

より高度で巧みな動作を身につけていくプログラムの全体像になります。 

 

また、4つの要素は相互関係性が高く、

姿勢がよくなれば動きがよくなり、操作性が高まります。

操作性が高まれば、姿勢をよくする運動の質も高まり、

より姿勢がよくなるという関係性です。

そのため、1年クールで考え、下記のような配分(イメージ)で年度を繰り返していくようになります。

 

●幼児クラス(50分)

  3ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 12ヶ月 
体づくり 30分 25分 20分 15分
動きづくり 10分 15分 15分 15分
多様な運動 5分 10分 10分 15分
複合運動 5分 5分 5分 5分

幼児クラスの場合は、まっすぐ立ち、

思うように体を動かせるようになっておくべき年代であるため

「体づくり」と「動きづくり」が非常に大切な時期です。

そのため、この2つの要素にかける時間が比較的多くなり、

身体内適応を高めピラミッドの土台をしっかりとつくっていきます。

また、体力的にも運動量は十分確保できます。 
土台は大きければ大きいほど理想的であるため、

年度スタートは体づくりをメインに行っていきます。 
 

●小学生クラス(60分)

  3ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 12ヶ月 
体づくり 25分 20分 15分 10分
動きづくり 20分 20分 20分 20分
多様な運動 10分 15分 15分 20分
複合運動 5分 5分 10分 10分

小学生クラスの場合は、年齢的に色々な環境に合わせて動くことを習得し、巧みさを少しずつ上げていく時期になります。

そのため、体づくりをウォーミングアップのようなイメージで活用しつつ、立ってからの運動である「動きづくり」「多様な運動」をメインにして、身体外適応を高めてい
きます。 
神経系の発達が促されていく時期でもあるので、

色々な運動刺激を加えながら運動量を確保していきます。

 

 

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