どんな運動もこなせる
体の土台をつくる
動くための3つの基本動作
ちゃんと立つ
×
ちゃんと歩く
×
ちゃんと遊ぶ
何をするにも大切なのは「自分が思うように操作できる体」です。将来、スポーツをするにしても、文化活動をするにしても、それぞれの専門技術を習得していくために練習をしますが、その時に思うように体を操作できなければ、身につくはずの技術も、うまく習得できません。
そのため、思うように操作できる体を作ることが大切です。体を動かすための基本動作は「立つ」「歩く」「跳ぶ」ですが、出来ているだけではよくなくて「ちゃんと」ということが重要です。
全身をしっかりと動かし、良い姿勢にし、上手に歩いたり跳んだりすること。その状態が出来上がるからこそ、様々な環境に適応しながら、対応力が高まります。
3つの基本動作を習得し、環境への対応力を高めていくのが「G♡I 体育プログラムピラミッド」です。
基本的には、小学4年生くらいまでを対象とした体育プログラムとなっています。高学年(5年、6年)は、兄弟ブランドである【ジュニアアスリートサポートチーム コア×スポット】の体育コースをお勧めしております。
https://jr-corespot.com/
体育プログラムの進め方
子どもたちは楽しいことが大好きです。楽しいという感情の中、小さな成功体験や失敗体験を積みながら、体と心を育んでいきます。
そのため、子どもたちは「遊んでいて楽しい!」という中、狙った成果を引き出すための体育プログラムを実施します。
子どもたちが遊んでいるように見える中、その時期(年齢)に獲得しやすい体の機能や心の広さを身につけていきます。
体育プログラムでは「体の土台、体の根っこ」を作り、その上に様々な動作を積み上げていきます。ピラミッドに例えるなら、底辺が大きければ大きいほど、その上に積み上げられるものを大きく増えていき、出来上がるピラミッドは大きくなります。
体育プログラムはそのピラミッドになぞらえ「4つのステージ」で構成されています。
どんな動作(スポーツ・文化活動・生活動作など)も乗せられる体の土台を作っていく、自由で創造豊かな体育プログラムの全容をお伝えします。
4つのステージ詳細
教室のテーマとプラン
実際の教室では4つの要素の割合を変えながら、体育プログラムを作成します。
体づくり運動/動きづくり運動/多様な運動/複合運動
より高度で巧みな動作を身につけていくプログラムの全体像になります。
また、4つの要素は相互関係性が高く、姿勢がよくなれば動きがよくなり、操作性が高まります。操作性が高まれば、姿勢をよくする運動の質も高まり、より姿勢がよくなるという関係性です。そのため、1年クールで考え、下記のような配分(イメージ)で年度を繰り返していくようになります。
幼児クラス(50分)
3ヶ月 | 6ヶ月 | 9ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|---|---|
体づくり | 30分 | 25分 | 20分 | 15分 |
動きづくり | 10分 | 15分 | 15分 | 15分 |
多様な運動 | 5分 | 10分 | 10分 | 15分 |
複合運動 | 5分 | 5分 | 5分 | 5分 |
幼児クラスの場合は、まっすぐ立ち、思うように体を動かせるようになっておくべき年代であるため「体づくり」と「動きづくり」が非常に大切な時期です。そのため、この2つの要素にかける時間が比較的多くなり、身体内適応を高めピラミッドの土台をしっかりとつくっていきます。また、体力的にも運動量は十分確保できます。
土台は大きければ大きいほど理想的であるため、年度スタートは体づくりをメインに行っていきます。
小学生クラス(60分)
3ヶ月 | 6ヶ月 | 9ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|---|---|
体づくり | 25分 | 20分 | 15分 | 10分 |
動きづくり | 20分 | 20分 | 20分 | 20分 |
多様な運動 | 10分 | 15分 | 15分 | 20分 |
複合運動 | 5分 | 5分 | 10分 | 10分 |
小学生クラスの場合は、年齢的に色々な環境に合わせて動くことを習得し、巧みさを少しずつ上げていく時期になります。そのため、体づくりをウォーミングアップのようなイメージで活用しつつ、立ってからの運動である「動きづくり」「多様な運動」をメインにして、身体外適応を高めていきます。
神経系の発達が促されていく時期でもあるので、色々な運動刺激を加えながら運動量を確保していきます。